無垢フローリングの塗料におすすめ!みつろう、AURO、キヌカ塗り比べ
皆さま、こんにちは。
無垢の木と自然素材を豊富に使った、職人のていねいな手刻みによる「キグミノイエ」広報担当の木村です。
前回は、外壁のウッドロングエコのどぶ漬けをご紹介しました。
ウッドロングエコのブログはこちら↓
皆さま、こんにちは。無垢の木と自然素材を豊富に使った、職人のていねいな手刻みによる「キグミノイエ」広報担当の木村です。 お盆が過ぎ、長野県は暑さが少し和らいできましたね。 過去にも紹介しました、ウッドロングエコを使った板...
今回は、フローリングや家具などの塗料をご紹介いたします。
無垢のフローリング塗料
フローリングのワックスや塗料。
ホームセンターなどでも売っていますが、何を使えばいいか悩みますよね。
せっかく無垢板のフローリングなのに化学製品の塗料だとアレルギーなどご家族やペットの健康に心配ですね。
化学製品を含まない自然素材のみを使用した塗装はどのようなものがあるのか?
また、塗るとどうなるのか?
検証してみました。
まずは、検証した塗料の紹介をします。
みつろうクリーム
みつろうクリームとは、名前の通りミツバチが六角形の巣を作る材料として、働き蜂の腹部にある分泌腺から分泌するロウのことです。
色は黄色でリップバームのようなねっとりした固形です。
臭いは、無臭です。
・使用方法
キヌカと使用は同じです。
ゴミを取り除き、ウエスに少量の蜜蝋をつけて床に塗り込みます。
メンテナンスは、お部屋の使用頻度で変わりますが、1年から3年を目安に使用するのがおすすめです。
AURO(アウロ)
以前、キグミノイエの事務所のメンテナンスではAUROを使用した様子をブログでご紹介しました。
メンテナンスブログはこちら↓
皆さま、こんにちは。無垢の木と自然素材を豊富に使った、職人のていねいな手刻みによる「キグミノイエ」広報デザイン室所属の七瀬です。 無垢の木を使ったフローリングは、木の優しい雰囲気が感じられ、「フローリングは無垢がいい」と住宅に取り入れる方も多いです。 人気の無垢...
見た目はとろみのある液体です。
臭いは、少しツンとするオレンジの香りですが、完全に乾燥すれば無臭になります。
使用したのは、前回と同様のAURO No.129です。
原料は、オレンジ油や亜麻仁油、ひまわり油などです。
・使用方法
フローリングのゴミなどを取り除き、ウエスにAUROを染み込ませて使用します。
こちらの商品は、亜麻仁油を使用しています。使用済みのウエスはそのままゴミに捨てると発火する恐れがあります。
必ず水で洗ってから捨ててください。
AURONo.129は、2度塗りします。
塗布後は、AURONo431(床ワックス)または、AURONo.680(ワックスシート)を用いて月2回程度拭き掃除をすれば、AURONo.129は再び塗布する必要はありません。
(AURO公式HP:https://www.auro.co.jp/info/about-auro.html)
キヌカ
キヌカの原料は米糠です。
昔の人たちは米糠で家中をきれいにしていたそうです。
この先人の知恵から生まれたのが、自然塗料のキヌカです。
薄茶色の透明の液体で、臭いは無臭です。
・使用方法
フローリングのゴミなどは取り除きます。
ウエスにキヌカを染み込ませてフローリングに擦り込むように伸ばします。
刷毛、モップなどは、塗りすぎになるため、必ずウエスで塗ります。
人の肌にも優しい自然素材なので素手で塗っても大丈夫です。
一度塗りで仕上がります。
メンテナンスは、1年から1年半を目安に使用するのがおすすめです。
(キヌカの公式HP:https://www.kinuka.co.jp/)
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