電気代高騰!キグミノイエの高気密、高断熱住宅で電気代を抑える
皆さま、こんにちは。
無垢の木と自然素材を豊富に使った、職人のていねいな手刻みによる「キグミノイエ」広報担当の木村です。
昨年以降、電気代は値上がり続けています。
今年に入って明細を見るたびに、去年はこんなに高くなかったのにと、思います。
なぜ、電気代が上昇しているのでしょうか?
電気代を抑える方法はあるのでしょうか?
など今回は電気代上昇の理由についてや電気代を抑える方法などをご紹介します。
電気代の内訳は?
一般的な電気代の内訳は、
基本料金+電力量料金±燃料費調整額+再生可能エネルギー発電促進賦課金です。
日本の発電の割合は?
日本の発電の割合は、石炭や天然ガス、石油などを使用した火力発電は約85%、原子力発電は約3%です。
犀川沿いなど、河川のダムで見かける水力発電は約3%です。
最近、田舎の道路沿いで見かけるようになった、太陽光発電などの再生可能エネルギーは、約9%です。
この割合は、2019年度の発電の割合です。
(経済産業省 資源エネルギー庁 日本のエネルギーより)
なぜ、高騰し続けている?
燃料価格の高騰
・ウクライナ情勢による影響
ロシアは天然ガス、石炭、石油など化石燃料の輸出額上位を占めています。
ロシアの輸出を制限され、全体の流通量が減少したことで天然ガスなどの燃料の価格は高騰しています。
・円安の影響
円安の影響で輸入価格が高騰し、国内の燃料価格の値上げも続いています。
・脱炭素社会の影響
世界的に脱炭素社会が推進されています。
CO2の排出量の少ない天然ガスへの切り替えが加速したことも、価格高騰につながっているとも言われています。
・新型コロナウィルス感染拡大の影響
世界的なロックダウンで経済が停滞したことで原油価格は下がりました。
その後、ロックダウンは解除され経済は徐々に回復しましたが、供給の回復前に需要が増加し、市場のバランスが崩れて価格は高騰しています。
燃料費調整額の高騰
輸入価格高騰による「燃料費調整額」の値上げです。
燃料費調整額とは?
燃料の価格変動を電気料金に反映させるための項目です。
日本での発電の割合の約85%は火力発電です。
火力発電の燃料である天然ガス、石炭、石油のほとんどは輸入にたよっています。
燃料は世界情勢、為替レートによって毎日変動するため、価格変動のリスクを抑制するために燃料費調整額として電気料金に反映させて調整しています。
燃料費調整額には、急な値上がりを防ぐため上限が定められています。
しかし、この上限に到達している電力会社も増え、上限を撤廃予定の電力会社もあります。
再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上げ
再生可能エネルギー発電促進賦課金とは?
CO2削減や燃料の輸入依存解消の目的で作られた制度です。
電力会社が再生可能エネルギーを買い取る際のコストを電気代の一部として請求されるものです。
太陽光発電などを設置していない家庭も、負担しています。
複数の原因で電気代は値上がり続けています。
日本は、燃料のほとんどを輸入に頼っているので、しばらく値上がりは続きそうですね。
長野県の冬は、寒いです。
11月の朝の気温は、5℃以下の日がほとんどです。
朝、晴れていると放射冷却で気温がマイナスにもなります。
11月でも朝夕は、ほとんどのお宅で暖房をつけているのではないでしょうか?
私は、我慢してまだつけていませんが、家でじっとしていると寒いですね。
冬本番に暖房を使うと電気代はどうなるのか?
考えるだけでゾッとしますね。
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