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外壁に焼杉の魅力や効果とは?焼杉のメリット・デメリット

三角焼き

三角焼きは、杉板3枚を三角柱にして麻紐や針金で束ね、中に鉋くずや新聞紙などを入れて、垂直に立てて焼きます。
そうすることで風が抜けて煙突効果となり、強い火力で板が焼かれます。この三角焼きは日本の伝統的な焼杉方法です。

杉板をしっかり焼き、厚みのある炭化層を作ります。

炭化層ができれば、麻紐や針金などを外し、水で火を消します。

表面は、厚みのあるウロコ状の炭化層に仕上がります。

メリット
 ・耐久性がある
  厚みのある炭化層に仕上がるので機械焼きに比べて腐敗しにくいです。
 ・風情ある仕上がり
  機械焼きに比べ、ウロコ状の炭化層に仕上がるので、自然の風合いを楽しめます。

デメリット
 ・触ると黒くなる
  炭化層は触ると黒くなります。
 ・均一な仕上がりにならない
  三角焼きで焼くので、均一な仕上がりにはなりにくいです。

現在建設中で、初夏に完成予定のお宅の外壁に焼杉を採用します。

初夏完成予定のお施主様は、家を建てようと考えた頃から熱心に家づくりの情報を調べていたそうです。
自然素材や長寿命でメンテナンスのいらない外壁を調べていたところに、日本の伝統的な焼杉に行き着いたそうです。

焼き方は、お施主さまのご要望で機械焼きではなく、厚みのある炭化層に仕上がり、耐久性のある伝統的な三角焼きで制作しています。

弊社には製材事業部があり、キグミノイエの木材なども製材しているからこそ、焼杉の三角焼きをキグミノイエオリジナルとして、制作することができます。

また、製材事業部は郊外にあるため、事前に消防署に連絡をして許可をもらっています。

外壁を焼杉にするメリットとは?

・腐りにくい
  厚みのある炭化層に仕上がった焼杉は、腐りにくく、耐久性が優れています。

・メンテナンスがかからない
  焼杉はメンテナンスなしで、30年あるいは50年以上持つと言われています。

・見た目が落ち着いた雰囲気になる
  焼杉は、黒く落ち着いた雰囲気の外壁になります。
  また、自然の風合いの変化を楽しみたい方におすすめの外壁です。

デメリットは?

・触ると汚れる
  表面は炭なので手で、触ると黒く汚れます。

・外壁の近くで洗濯物を干せない
  洗濯物が風に揺れて外壁にあたると、黒くなってしまいます。

まとめ

今回は焼杉についてご紹介しました。

焼き方で、仕上がりと耐久性などの効果が異なります。
昔ながらの三角焼きにより、厚みのある炭化層を作ることで、黒く落ち着いた雰囲気の外壁となり、自然の風合いも楽しめます。

また、耐久性があり腐りにくいので、焼杉を外壁材の一つの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

キグミノイエでは、焼杉も含め自然素材の外壁を採用しています。
住宅に関する疑問・相談などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

また、移住サポートも承っております。
ご相談などございましたら、お問い合わせください。

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