キグミノイエのやらない約束
・天井直付シーリングライトはやらない
一般的に使われているシーリングライトですが、眩しすぎる光は人体に良い影響をもたらしません。
そのため、間接照明や建築化照明を採用しています。
高級ホテルのロビーのような落ち着いた空間。日々の疲れを癒やしてくれる穏やかな灯りを、キグミノイエでは推奨しています。
・現場発泡ウレタン断熱材はやらない
発泡ウレタンの断熱材は、施工が簡単かつ、それなりの断熱性や気密性もあるので、施工者にやさしい素材ではあります。
しかし、環境には全くやさしくありません。
発泡ウレタンを吹きつけた木材は、分別できず将来的に産業廃棄物となってしまいます。
そのため、キグミノイエでは解体時に分別できるウッドファイバーやセルロースファイバーを採用しています。どちらも木質繊維系の断熱材なので、リサイクルにもなり、環境に負荷がありません。
今の住宅は「ニセモノの素材」だらけ
キグミノイエが「本物の素材」にこだわるのは、
今の日本の住宅が「ニセモノの素材」だらけ、という背景もあります。
たとえば「漆喰風のクロス壁」や「タイル調の外壁」
これらは全て「ニセモノの素材」です。
新築時はきれいですが、月日が経つにつれ劣化し、使い捨てられる素材です。
最近の住宅の多くは「ニセモノの素材」が使われることがほとんどです。
それはなぜか?
大量生産がしやすく、手間暇かからず、工期が早く安いから。ビニールクロスは素人でも張ろうと思えば張れてしまいます。
「漆喰のぬり壁」を職人さんが丁寧に施工していく。その手間暇と費用を天秤にかけたとき、「安いクロス壁」を選んでしまうことが、今や一般的となってしまいました。
しかし、劣化していくだけの「ニセモノの素材」を選ぶことが本当に良いことなのでしょうか。
化学物質を使わないことでアレルギーを防ぎ、経年と共に素材の味わいが深まる「本物の素材」。
家族の健康を、長く住み続けることを考えた家なら「本物の素材」を選ぶ選択肢があって然るべきと思います。
古都の軒並みが風情とされるように、私たちが暮らす住宅も、年月の経過によって味わい深く移ろっていくのが理想です。
古くても風情を感じられるのは「本物の素材」を使って建てられた家だから。
住まい手と共に、家も歳を重ねていく。
「本物の素材」を選ぶ理由は、長く息づく家で共に暮らしたいからこそ、と思います。
住宅は高い買い物だからこそ、一つひとつのこだわりを大切にしたいですね。
キグミノイエでは、お施主さまの理想の家づくりを丁寧にサポートいたします。
住宅に関するお困りごとや、ご相談などがありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。