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【冬でもあたたかい家】キグミノイエの断熱標準仕様について

 

皆さま、こんにちは。
無垢の木と自然素材を豊富に使った、職人のていねいな手刻みによる「キグミノイエ」の広報担当、七瀬です。

長野県でも、秋が徐々に深まり、冷え込む日が多くなりました。
寒〜い日でもあたたかい家だとホッとしますね。

今回のブログでは、
あたたかい家づくりをするキグミノイエの「断熱標準仕様」についてご説明します。

なぜキグミノイエはあたたかいのか?
断熱へのこだわりを徹底解説!

・断熱材について

断熱材には木質繊維のウッドファイバーやセルロースファイバーを使います。

木質繊維の断熱材

ウッドファイバーやセルロースファイバーは、断熱性能はもちろん、吸音性、蓄熱性、調湿性、防カビ・防火性に優れています。
環境や健康にもやさしい自然素材です。
室内側(柱間)に充填する断熱材なので、健康に優しい素材選びをしたいですね。

・断熱工法について

断熱にはいくつかの工法があります。
はじめに知っておきたい種類が、この3つ!

断熱の種類
充填断熱(内断熱) 柱間に断熱材を充填する
外張り断熱(外断熱) 柱の外壁側に断熱材を張る
付加断熱(充填+外張り) 柱間に断熱材を充填したうえで、外張りをする

 

長野県は寒冷地であるため、充填断熱のみでは求める性能が出せません。
だからこそ、キグミノイエでは、充填断熱したうえで、外張り断熱もする「付加断熱工法」を採用しています。

※ヒートブリッジ(熱橋)という、外壁内で局所的に熱が伝わりやすい部分への対策も同時におこなうことができます。

「付加断熱工法」はドイツなどの環境先進国でよく扱われている断熱工法です。

日本は先進国の中でも「断熱」に関しての意識が低く、遅れているともいわれています。
そのため近年では、健康や環境への影響を考慮した、断熱性能の高い家づくりが求められているのです。

・キグミノイエの付加断熱はこんな感じ!

屋根
フェノールフォーム(ネオマフォーム)100mm

屋根の断熱

外壁
フェノールフォーム(ネオマフォーム)50mm

フェノールフォームって?(ネオマフォーム)
フェノール樹脂を発泡させて板状にした断熱材
断熱性能が非常に高いことが特徴で、外張り用の断熱材に使われます
たとえ燃えたとしても、有害ガスを発生させません
フェノールフォーム
(商品説明ページ:https://www.asahikasei-kenzai.com/akk/insulation//etc/download.html#dl02

・キグミノイエの基礎断熱

キグミノイエでは床下エアコンを標準採用しています。
そのため、基礎断熱もしっかりおこないます。

基礎 押出法ポリスチレンフォーム3種b 50mm+50mm

※基礎立ち上がり内外 / 外は防蟻用のスタイロフォームAT

押出法ポリスチレンフォームって?
プラスチック系の断熱材で断熱性能に優れます

(商品説明ページ:https://www.co-jsp.co.jp/product/product04_4.html

 

▶︎防蟻対策について詳しく知りたい方はこちらから

・気密シートについて

一般的に、気密シートにはポリエチレンシートを使いますが
キグミノイエでは可変透湿気密シートの「デュポンタイベックスマート」を採用しています。

デュポンタイベックスマートって?
冬は防湿で湿気を通さず、夏は湿気を逃がす透湿する気密シートです。
しっかり気密をしながらも、通年を通して壁体内を良好に保つ優れモノです。

(商品説明ページ:https://www.tyvek.co.jp/construction/product/smart

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