ビニールクロスの壁ではなく漆喰やシラス壁を選ぶ！キグミノイエのやらない約束

和紙の壁紙とは

和紙を使用した壁紙です。
和紙には1400年もの歴史がありますが、現在では後継者が年々少なくなっています。しかし、世界の美術館では、作品の修復に和紙を使用するなど、世界にも和紙は重宝されています。この歴史ある紙漉きの技術を後世まで継承していきたいですね。

ビニールクロスの壁紙は時間が経てば汚れていきますが、和紙は時間が経つほどに風合いが良くなっていきます。自然素材ならではですね。
和紙の壁紙にもいろいろありますが、キグミノイエで使うものには、井草和紙、土佐和紙、月桃紙などがあります。

井草和紙とは
畳に使用されている井草を原料とした壁紙です。
井草はリラックス効果や睡眠効率を高める安眠効果があり、他の和紙の壁紙と同様、吸湿効果や、消臭・抗菌作用もあります。

土佐和紙とは
植物の表皮の内側にある内皮が主原料です。
無作為に並んだ繊維が光を乱反射させ、日光などの光が柔らかく感じます。音も分散・乱反射するため、部屋から洩れる音を軽減できます。紙がもつ性質で保温効果はもちろんのこと調湿効果もあります。

月桃紙とは
沖縄県などで栽培されている月桃という植物の茎を原料としています。月桃は、防菌・防カビ・防虫効果がある植物です。月桃紙は、撥水効果があり、汚れがついても拭き掃除ができます。通気性があり、調湿効果もあります。月桃紙の風合いはナチュラルで、自然の温かみが感じられます。

エッグウォールとは

卵の殻をパウダー状にして、紙の上に吹き付けた壁紙です。
エッグウォールにも消臭、調湿効果があります。
御予算的に塗り壁にすることが難しい時に使用しています。

こちらは天井にエッグウォールライトを使用しています。壁紙はウォーロを使用しています。

まとめ

今回のキグミノイエやらない約束では、内壁をご紹介しました。

新型コロナウィルス感染症の影響で新しい生活様式に変化しつつあります。テレワークや巣ごもりなどで家にいる時間が増えています。
新築特有のクロスや化学製品の匂いがするニセモノの素材では落ち着きません。
自然素材を使用した内壁は木の香りや自然素材の消臭・調湿機能で室内の空気がかわり、深呼吸したくなります。
ご家族の健康などにも安心して過ごせる「本物の素材」内壁をご予算・用途に合わせてご提案いたします。

また、キグミノイエでは自然素材ならではの良さを大切にすることはもちろんですが、職人技術の継承や日本の文化を守りたいと考えているため、積極的に使用しています。

キグミノイエでは、自然素材を使用して環境にも優しく、ご家族の健康にも安心して長く住み続けられる家づくりを行っております。
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