【実験】高温乾燥の木は手で割れる!?低温乾燥材vs高温乾燥材
なぜ、高温乾燥材は割れるのか?
木の特性で調湿効果がありますが、木の細胞が開くと水分が放出され、木の細胞が閉じると水分が吸収されます。 しかし、木を高温で乾燥すると木の細胞が壊れ、細胞が閉じることはなくなり、細胞内の水分がなくなるまで放出し続けます。 細胞内の水分がなくなることで内部割れが起き、木材は割れやすくなります。 高温乾燥材の木材で建築されるのは心配ですね。 内部の細胞が壊れると木材は死んでしまいますので木材の良さである調湿効果や香り、色艶が失われます。
キグミノイエでは低温乾燥材
キグミノイエでは、自社が持つ製材事業部で木の細胞を壊さない低温乾燥をおこなっています。
高温乾燥より時間はかかりますが、温度は35℃前後でじっくり乾燥を行うことで木の香りも色艶、調湿効果も失いません。
木の細胞を壊さないので内部割れが起きず強度が増し、生きた無垢材になるのです。
まとめ
今回は、高温乾燥材と低温乾燥材の実験を行いました。
この実験で低温乾燥の良さをご理解いただければ嬉しく思います。
高温乾燥の木材が割れるとは思わずにはじめた実験ですが、こんな簡単に手で木材が割れたことに驚きでした!
キグミノイエでは無垢材を低温乾燥させた生きた木材を使用しています。
資料請求いただくとカッティングボードを同封しています。
低温乾燥の木の香りや木の色艶は、床材の端材を使用したカッティングボードでもご確認いただけると思います。
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